フリーランスと日本語学校非常勤のペイ
先日「フリーランスの価格設定」について
授業料の内訳をわたしなりに考えて書いてみました。
<フリーランス>
・授業準備
・授業
・後処理
・対面であれば交通費と飲食代
・オンラインであれば通信費と光熱費
・パソコンやテキスト、携帯など償却費
・請求書の手続き
・授業料が振り込まれているかどうかの確認
・HPや予約サイトなどの運営費
・授業計画
・教材/副教材選定
・新聞、雑誌などの新聞図書費
・集客にかかる時間と費用(ブログ、インスタなどの更新含めて)
では日本語学校非常勤はどうなのか、ちょっと考えてみます。
<日本語学校非常勤>
・授業準備
・授業
・後処理(引継ぎや採点)
・テスト作成
・成績
あれ、これくらい?
テキスト支給の学校も増えていますし
パソコンも貸し出しが多いですよね。
授業計画はもしかしたら学校によっては非常勤でも必要かもしれません。
あとはクラス運営や進学指導なども場合によってはされている方もいるかもしれません。
細かいことを言っているとあれなので
一般的にはこのくらいなのかな、と思います。
そう考えると、フリーランスと日本語学校でのペイは違って当然だと思いませんか。
日本語学校ではだいたい1コマ2000円前後くらいからスタートのところが多いと思います。
フリーランスの仕事はそれ以上あるわけですから
日本語学校と同じペイでは私なら働けません…
日本語学校のいいいところは
授業以外ほぼしなくてもいい
ということ。
集客も必要ありません。
教材も授業内容も決められたものが多いです
(そこに不自由さを感じる方も多いと思いますが)。
テキストは学校に行けば見ることは可能です。
そしてまとまった金額が入ってくるのも大きいですよね。
授業のレベルも1日を通しては同じというところが多いはず
(同じクラスに4コマ入る)
ので、授業準備もしやすいです。
2000円×4コマ=8000円/1DAYを非常勤でもらえるとして。
フリーランスで8000円/1DAYを最低限稼ぐ、と考えると
1レッスンのペイを上げるか、学習者を増やすか…
人によって重要視していることは違います。
でも、みんなが大切にするべきことは
「毎日をご機嫌に過ごす」ことだと思います。
ご機嫌な毎日の選択を、あなたはできていますか?