フリーランスの価格設定
フリーランスになりたい方のカウンセリングで
時々聞かれることがあります。
「最初の価格設定はどうすればいいですか」
「経験が少ないからたくさんもらえないと思うのですが」
経験が少ないからといって価格を下げないでください。
日本語学校では経験によってお給料が変わるというのはあると思います。
しかし、フリーランスです。
フリーなんです。
自由に設定することができるのです。
学習者にとって、あなたが経験のある先生かどうかは
経験値や経験年数を書いていなければわからないことです。
学習者は
「日本語が上手になること」
「JLPTN1に合格すること」
などが目的で
その目的を果たせる人かどうかがポイントなのです。
一度下げた価格は二度と上げることはできません。
「じゃあいくらにすればいいの?」
それはご自身の納得できる価格を提示すればいいのです。
授業料の内訳を考えたことがありますか?
・授業準備の時間
・授業
・後処理
…だけではないです。
・対面であれば交通費と飲食代
・オンラインであれば通信費と光熱費
・パソコンやテキスト、携帯など償却費
・請求書の手続き
・授業料が振り込まれているかどうかの確認
・HPや予約サイトなどの運営費
・授業計画
・教材/副教材選定
・新聞、雑誌などの新聞図書費
・集客にかかる時間と費用(ブログ、インスタなどの更新含めて)
などなどこれらを含めて、
いくらもらえばこの仕事をしようと思うかです。
そして、学習者とあなたが納得すれば
1時間1000円でも10000円でもいいのです。
経験が少なくても「教える資格」があれば立派な先生です。
「最低限必要なペイ×専門知識×オンリーワン=授業料」
にしてみませんか。
仕事を辞めて新たに日本語教師になった方は
今までの経験を生かすべきです。
前職が教育と全然違っても社会人経験は強みになります。
オンリーワンはあなたにしかできないことです。
趣味でも教え方でもサポート方法でも年齢でも性別でも。
あなただからこそできる何かを学習者に提供できれば
それもかなり大きな強みになると思います。