元同僚から見た日本語教育
元同僚と久しぶりにランチをしました。
近況報告や今後の2人の展望、野望なんかを
ずーーっとおしゃべりしていました。
彼女は今、日本語教育には携わっていません。
日本語教育と同じくらい好きな事をお仕事にしています。
その彼女から見た日本語教育は
なかなか興味深いものでした。
日本の価値が下がって来ている中で来日した外国人に
どんな魅力を伝えられるのか?
日本語教師として正社員で働く旨味は?
働き手として来日させるとどこかで歪みがでるのでは?
お互いに意見を言い合えて理解し合えるので
とても楽しかったです。
その中の1つに
「新人教育が必要かどうか」という話題が出ました。
彼女の意見が興味深かったです。
彼女は不要という考えでした。
プロとして教壇に立つ以上
すでに「授業のやり方」は勉強済みでなければならないのでは?
もちろん学校独自の授業のやり方や
決まった書式はあると思う。
でも、何のために模擬授業をして採用しているのか。
420時間の勉強の中、
教育能力検定試験の勉強の中、
大学の専攻、副専攻の中で
もっと教え、学ぶべきではないのか。
目から鱗でした。
社会人としての教育は必要かもしれませんが
教えるべきなのは所属学校ではなく
その前の、資格を取る時なのかもしれません。
そこがしっかりしていれば
どんな学校ででも働けるはずですよね。
元同僚にはたくさん気付きをもらいました。
刺激もいっぱいもらいました。
また会う約束ができたので次会えるのが楽しみです。