In My Book

コトバときどき私

小論文、視点の探し方

EJUが終わり、日本語学校では大学入試に向けての小論文対策が始まります。

 

大学の入試では小論文がおおいですね。

専門学校などになると作文が多いイメージです。

 

・小論文と作文の違い

・書き出しと締めの言葉

・書く内容

 

こういったものを少しずつ教えていきます。

基本はEJUで叩き込んだので

それを肉付けしたり内容を掘り下げたりするだけですが。

 

その中で「視点の探し方」というものを

毎年必ずやります。

1つのお題に対して、例えば「コミュニケーション」について書くとき

みなさんはどんな視点で考えますか?

 

有用性、必要性

社会との関わり

学校教育

文化や人種

 

こういったことについて書く人が多いのではないでしょうか。

悪くはないですがみんなが考えつくことですね。

差別化を図るために、

この視点とは全く違う視点を考えさせます。

例えば金融の面からみるとどうでしょうか?

政治、サービス、テクノロジー

たくさんの視点で「コミュニケーション」を見てみると

また違った見方や発見ができます。

 

どれが正しいではなく、

多角的な考え方、柔軟な考え方の練習です。

割と初期の段階でやることで

学生の「視点」が増えていくのがわかります。