In My Book

コトバときどき私

lino×ブレインストーミング

どなたが推薦してくださったのか、

Zoomでハナキン0820

まさかまさかの乾杯の音頭を務めさせていただきました。

みなさまご協力ありがとうございました!

楽しかったです!!!

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当日のスライドです。

www.canva.com

 

さて、私の乾杯の音頭は

lino×ブレインストーミング」についてです。

みなさんlinoブレインストーミングはご存知でしょうか。

 

まず、linoです。

ja.linoit.com

こちらは私のブログでもたびたび出てきていますが、

インターネット上に付箋を貼ることができるサービスです。

かなり昔からあり、出た当初はとても画期的なサービスでした。

最近はMiroやJamboardが主流かと思いますが、

ちょうどこの2つの間に入るようなイメージだと思ってください。

掲示板?デッキ?を作るには登録が必要ですが、

学習者さんに記入してもらう分には登録不要です。

 

linoを使った授業(過去記事)

lbservice.hatenablog.com

lbservice.hatenablog.com

 

このlinoのいいところは

メールで付箋が貼れるところなのです。

アナログでしょ…?

でも中国ではことごとくサイトが見られないので

”匿名”で”意見を出す”のには便利なサイトなのです。

 

ハナキンのみなさまがいじくりまわしてくれたlinoです。

 

linoit.com

もう閲覧のみになっているので触れませんが…

楽しんて下さっていたようでうれしいです。

 

そして、ブレインストーミングです。

ブレインライティング(ブレスト)はみなさんご存知かと思います。

その進化版です。

ブレストはみんなで意見を出し合うのに対し

ブレインライティングは無言で一人ずつ意見を出します。

 

ただ、ブレストだと

1.みんなの前で意見を言うのをためらってしまう

2.上司や偉い人の意見が選ばれがち

3.自分は出さなくてもいいや、という気持ちになる

というマイナス効果もあります。

それよりも一人でもくもくとアイディアを出した方が

より独創的でおもしろいアイディアが生まれるという研究結果があります。

 

つまり、ブレインストーミングよりも

ブレインライティングの方が

アイディアを出すのに適しているということです。

 

一人ずつ意見を出すのであれば、linoが使えるじゃないか!

そう思って行ったのが今回の乾杯の音頭です。

 

基本的なブレインライディングについては

こちらのブログがわかりやすかと思います。

kanndonn.com

 

さて、では我々は何についてアイディアを出すか。

それはもちろん

「面白い授業のアイディアを考える」

 

あなたの思う面白い授業ってどんな授業ですか?

 

lino×ブレインライティングのやり方です。

・時間制限を設けて、アイディアを出す
linoを使ってアイディアを貼っていく
 (1人何回書いてもOK)
・1回のアイディア出しは3分とする
・私からアイディアのヒントを3回提示する
・同一のlinoキャンバスを使用する
・アイディアは匿名とする

 

そこに大切なルールも付け足します。

・1つの付箋に1つのアイディア
・変なアイディア大歓迎
・判断は、今、しない
・否定もしない
・量が命
・同じものはNGだけど、どんどんパクろう!
・人の意見と人の意見をMIXしよう

 

人はなにかとなにかを組み合わせた時に

新しいものを生み出すことができます。

人の意見をどんどん使って、ばんばん意見を出してもらいました。

 

結果的にこんな感じになりました。

linoit.com

みなさんほんっっっっとにありがとうございます。

実はこれ、多すぎて全部の付箋が見えない状態です。

これ以上にアイディアを出していただいて恐縮です。

 

とても面白いアイディアが

ものすごくたくさんありますよね。

 

ですが、残念なことに

アイディア自体に価値はありません。

それを形にして初めて価値が生まれるのです。

つまり、自分の授業に落とし込むことが必要です。

 

組織であればここから話し合いですが、

みなさんバックグラウンドの違う方々です。

ご自身で素敵なアイディアを探してみてください。

 

ですが、その時に

「一番いいアイディア」を探さないでください。

それは結局無難なアイディアにしかなりえません。

 

例えば

すぐに実行できそうなアイディア
ニーズがありそうなアイディア
自分らしくないアイディア

など、ちょっと基準軸を変えてアイディアを見てみると

面白い発見ができると思います。

 

自分にあったアイディアを選んで、今後に生かしてもらえると嬉しいです。

 

乾杯の音頭楽しませていただきました。

多分一番楽しかったのは私。へへへ。